お風呂の衛生管理のポイント

7 浴槽設備の日常管理と故障診断

せっかく増設/リニューアルしたお風呂の設備だから長く使いたいと思うのが本音。日常管理を丁寧に行えば、長く衛生的に設備を利用できます。余計な修理コストや予期せぬ故障などに見舞われてしまわないよう、普段から設備にも気を配っておきましょう。

 

○普段からあまり管理をしていないと…

「急に不具合が発生して業者に見てもらったら結構な修繕費用が必要と言われた。古い機械でメーカに部品在庫が無い事も分かり、早急な対応が出来ず意図せずお風呂を休業せざるを得なくなった。お客様にも急なご案内となってしまった。」

○日常管理をしっかりしていれば…

「設備担当をつけて普段の確認を習慣付けていたおかげで異常な箇所を早期発見。早めに点検してもらえたおかげで、修繕に必要な休業期間も計画的に設ける事ができお客様にも事前告知ができた。計画的な、最低限の休業期間で設備の更新が出来た」


以下のような事態が発生してきたら、設備更新の時期かもしれません。不具合は複数の原因が重なって表れる場合もあります。
「何かおかしい・今までこんなこと無かった」と思ったら、お風呂設計.comまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

<気を付けるべき浴室・浴槽設備の症状や状況>

○お湯の温度調整が難しくなってきた

「お風呂の温度調整が難しくなってきた」/「設定温度まで温まるのに時間がかかるようになった」/「設定温度よりも熱くなってしまう」など、温度一つとっても様々な症状があります。お風呂の設備自体に不具合が生じていたり、熱源設備(給湯器やボイラ等々)に問題があったり、それらが連動する制御部分に不具合があったりするなど、注意すべき箇所は多くあります。

 

○今までにない高額修理が発生した

長年使用していると「多少の部品交換はあったけど、最近になって大きな修理が発生した…」という事があります。高額な修理は設備老朽化の目安とも言え、せっかく修理しても不具合の再発や違う箇所での不具合発生も懸念されます。

 

○故障の頻度が高くなってきた

故障頻度が高くなってきたという状況も、設備自体が老朽化の一つの兆候といえます。設備の老朽化が進んでくると、修理後に別の箇所で故障が発生する事もあります。(例:故障したポンプだけを交換しても、配管に負担が掛かり漏水等の発生につながる事があります。)

 

○水漏れが起きている?

現場調査をすると「大規模に症状が出ていないから使えてはいるけど、水漏れしている…」という設備に出会う事があります。そのまま設備を騙し騙し使用出来てしまう場合もありますが、基本的には推奨されません。“水漏れ”という症状自体も問題ですが、その水によって他設備に錆や腐食が発生する懸念もあります。放っておくと、施設運用に支障をきたすレベルに不具合箇所が広がってしまう事も。

 

○スイッチが動作しない、操作が効きにくくなってきた?

制御盤などの電気部品や配線に異常が出ている場合があります。特に制御盤の部品は特殊な物を使用してるケースもあり部品納期が掛かったり、既に該当部品が廃番になっている事も。替えの利かない部品が使用されている事もあり、そうなると早急に復旧できなくなる可能性もあります。

 

 

※画像はイメージです

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