ろ過装置の施工・システムの見直しにより運用上の不具合を防止しました。

こんにちは! サイエンス営業部 4年目の営業マン:間島です!

今回、建物管理会社D社様から頂いた都内某所の企業寮改修工事に伴うろ過装置導入事例をご紹介いたします。

 

 D社様は建物のオーナー様が変更になり、以前より多くの方が入居される予定の為、設備は一式更新したいとのことでした。ろ過装置も20年以上使用していたようで更新したいが、既存メーカが既に廃業となってしまいました。ろ過装置の施工まで見れて、現行システムの見直しなども併せて相談したかったが、そうしたメーカを知らないということでお困りでした。

 

 たまたまお風呂設計.comをご覧いただき、「この会社なら施工やシステムの相談も対応してくれるのでは?」と思い問合せしてくださりました。

 お風呂の設備に関しては「2t程度の樹脂製浴槽」「お風呂の隣、コンクリ1枚隔てた所に機械置き場」「既存で他メーカのろ過装置を導入」という状況でした。

 

D社様によれば、
 現場調査の際、①既存配管が使用できない場合でも、機械室とお風呂を隔てるコンクリ壁は内部の電気系統配線が不明な為コア抜きはしないでほしい。②配管ルート変更もやむなしだが、運用上の不具合は無いようにして欲しい。とのご要望をいただきました。現行システムは単純でも、機器だけの単純更新とはいかない状況でした。

 

 ①に関しては、確かに既存埋設配管が老朽化していた為、循環の配管は新設が必要。別方向のコンクリ壁に空いていた古い給湯器か何かの穴を拡張して利用し、配管を一旦建物外部に通す形で対応しました。ここで問題になったのが②です。

 

 ②に関して、外部から配管を通すと、機械置き場と浴槽との位置・高さ関係から「鳥居配管」になってしまう状況に…。鳥居配管になると、配管中の水が抜け「空気溜まり」状態となり循環不良に繋がります。再起動時の際に「呼び水」をすれば解決できますが、それでは手間ばかりが増加し『運用上の不具合を無くして』というご要望に沿えない。そこで、狭いスペースに逆止弁を設け水抜けを防止。後のメンテナンスの為に点検口を設けて頂くよう提案致し、問題は解決できました。

 

 D社様の現場担当者様も、これほどの規模の施工が伴う浴槽設備改修工事を担当された事が無かったとの事で「ここまで現場も丁寧に見てくれて、施工までお願い出来てしまったので本当に助かりました」とお声を頂きました。

 

 現在も問題なく稼働中で、新オーナー様にもご満足頂けているとの事でした。

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