秋田の山間、お風呂用ろ過装置の更新計画の現地調査を実施

サイエンスの新人営業マンの奥野です。　今回初めて、温浴施設のお風呂用やプール用ろ過装置更新計画の単独現地調査を行いました。折しも、雪降りしきる中、秋田駅から秋田路走ること約40分、ようやく山あいにたたずむ現地に到着しました。　　自分一人で務まるか、不安と緊張で一杯の中、調査が始まりました。　まずは、施設管理委託会社Y社より一通りの聞取り調査を行い、ろ過装置に関するご要望を伺いました。20年物の米国製ろ過装置の老朽化が進み一部故障・停止しており、部品の在庫も少なくなってきたことから、Y社は委託元からの依頼を受け更新計画を立案する必要があり、予算化したいとのことでした。また、国内メーカー製で、かつできるだけ保守点検業者が近いことを要望されました。更新計画は、現状能力と同等なろ過装置とポンプ類を総入替するものであり、金物類、薬液注入装置、水位計等は既存のものを流用したいとのご希望でした。　当方からは、過去40年以上ろ過装置製造販売の経験があることやろ過装置の特徴等丁寧にご説明するととももに、現場から車で1時間以内のところに代行店があることをご紹介し、ご理解を得ました。　次に、施設調査に入り、お風呂・プール計12基のろ過装置・配管類の設置状況を一つ一つ入念に調べ更新工事の可能性をチェックし、プール・浴場のサイズを実測し、温泉成分を確認し、なんとか更新イメージを把握できました。Y社には一週間後に見積書を提出することを約束し、約2時間の調査は無事終了しました。　帰り道、雪ちらつく中温かい缶コーヒーを飲みながら、またこの地に来れたらなと願い、秋田駅へと向かいました。　帰社後は、技術陣や先輩営業マンに色々アドバイス頂き、予定通り見積書を提出しました。　まだまだ新米営業マンですが、お客様に寄り添い、より良い提案を目指し精進していきます。