温浴施設　ろ過設備入替のご相談で九州にいってきました

こんにちは営業部小山です。

　九州の温浴施設で老朽化により全面改修を考えており、ろ過設備を検討してもらいたい依頼を建設会社より頂きました。

　実際に現地に訪問すると中央監視システムや、露天風呂の浴水を営業時間外に放熱ロスを少なくするために地下水槽に移動させるシステムなど複雑にシステムが組まれていましたが、制御盤の電気制御回路図がない！！

　お客様に聞くと、事務所に温度表示はしているが遠方で操作したことがないとの回答。伺うと運営会社は何回か変わっていて現在の運営会社になってからは、すべて手動で操作を行っているとのことでした。

現地を確認してから図面と見比べると、配管が撤去されていたり仕様廃止のテープが張ってあったりでしたが、機械室内の配管は確認できました。制御盤はかなり厄介です。

配線が脱線していたり、明らかに改造している個所があったり、ウィークリータイマーが約20個ついていたりですが救いはリレー盤のため、時間をかければすべて調査ができそうです。

ご提案するのに必要な調査が完了しましたが、実施となれば制御盤の既存盤改造のために3日は現地常駐で調査が必要になると思います。

浴槽ろ過装置以外の設備を見ても、豪華絢爛！

今回は浴槽や内装は建設会社が検討しているので浴槽ろ過関連設備の検討ですが建物は本当に立派です。

設備の更新は、図面や改築・改修の資料が残っていない場合があります。

お困りの場合でもしっかり調査をすれば大丈夫です。

　改修や更新の相談をどこにしたらよいのかわからなくてお困りの方は、是非お風呂設計.comにお問い合わせください。