運用改善の大切さは、当たり前にならないこと

こんにちは 営業部 小山です。

この前現地調査に伺った現場で、なかなか大変な管理をしているお客様がいらっしゃいました。装置が古くなってきていることと、管理が大変なので入替を検討したいご相談でした。

 

お客様のお困りごとは、ろ過装置のフィルターエレメントを1週間に1回清掃しており非常に大変なのでもう少し楽にならないかという相談でした。

現地を確認すると海外製のろ過装置が入っており、ろ過ポンプ、フィルタータンク、熱交換器などの単体機器を現地で配管施工するタイプのろ過装置です。

そのためすべてが壁際に寄せて設置しており、非常に設置スペースが限られていました。設置に関しては現地寸法をとり、機械室内の移動スペースを確保して収まるかを、会社に戻って設計をして収まることを確認しました。

 

一番驚いたのが、浴槽の保温システムでした。

制御盤を確認すると、スイッチしかありません。お客様に確認すると、お風呂が冷めてきたらスイッチを入れて、温まってきたらスイッチを切るという全手動方式でした。塩素の注入も、薬注ポンプはありましたが単独の手動スイッチだけでした。

フィルターの清掃も手間ですが、上記の管理も相当手間だと思います。しかし浴槽の温度管理はそれが当たり前で慣れてしまっていたようで、不便には感じていなかったようです。

実はものすごい非効率的なことが、当たり前になっていると気づかないことはいろいろあると思いいます。

いろいろなことを日々見つめなおしていきたいと思いました。

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