ピンク色の汚れ、『ロドトルラ』について
サイエンスの石井です。
季節はもうすぐ春、春といえば新生活の季節です。4月から新居で生活を始める方も多いのではないでしょうか。
新しい部屋は綺麗で気持ちが良いものです。できればその綺麗さをキープしながら生活していきたいところです…
お風呂などの水回りは汚れが発生しやすいポイントです。特にカビは落しにくく、できることなら発生させたくありませんね。
カビには黒や赤などいろいろな色がありますが、『ピンク色のカビ』は見たことがありますでしょうか。加湿器にもよく見られます。
触るとぬめりがあり、こするとすぐに落ちる…実はこれ、カビではなく『ロドトルラ』という酵母菌の一種だそうです。
日常の環境に普通に存在する常在菌で、ロドトルラ自体はカビではありません。しかし放置するとそこからカビが発生するので、早めの掃除が良いとされます。
しかしこのロドトルラ、ピンク汚れ自体はこすればすぐに落ちはするものの、こすり落とすだけでは目に見えない菌が残り、そのうちまた汚れが再発生してしまいます。
完全に綺麗にするには、エタノールや漂白剤等で殺菌・消毒をして元を断つことが必要です。定期的な殺菌・消毒で発生をかなり抑えることができます。
また、ロドトルラは水さえあれば増殖できるそうなので、換気を行い浴室を乾燥させるのも有効な手段です。
せっかくの新しい生活、身も心も、住まいもピカピカな暮らしとなるよう応援しています!