東京都内の既築物件に、新型ろ過器を入替

奥野です。久々に投稿します。

今回は、東京都内の某企業様研修センターのろ過器入替案件をご紹介します。
同センターは、2000年に新築されましたが、その際に弊社ろ過器を導入頂きました。本ろ過器は、ろ過器本体と循環ポンプおよびヘアキャッチャーが別置きタイプであります。
浴室は、写真のとおり、約3㎥浴槽にはジェット付寝湯・腰掛湯があり、サウナ・水風呂もありと、豪華さと気品ある充実した設備となっており、20年経った現在でも、ジェット設備、サウナは十分メンテナンスが施され、稼働できる状態を維持されております。

一方、循環式ろ過器については、20年の歳月を経て、本体の修理頻度が増加するとともに、本体廻りの配管等からの水漏れもあり、そろそろ入替時期に来ている状況でした。そこで、施主様のご依頼を受け、長年保守・修理を担当してきた弊社代行店と同行し、現地調査により入替判断に資する情報を収集し、入替見積書を施主様に提出し、丁寧なご説明を行いました。
また、入替計画においては機器配置にも留意しました。現在の機械室が階段下で非常に狭く、ろ過器本体の外側にヘアキャッチャー、ろ過循環ポンプおよび保温用熱交換器が配置され、配管類も複雑で保守点検も難儀する状況でした。そこで、保温用熱交換器を内蔵したろ過器を選定し、外側に配置された機器・配管を全撤去、ゆとりあるメンテナンス空間を創出できるように配管計画を含め工夫しました。

以上の取組の結果、施主様より、「長年にわたりよく持ってくれた、そろそろ入替時ですね。」との最終のご判断を頂き、一挙に入替の話が纏まりました。これは、ろ過器の省エネ性や快適性等を十分ご認識頂いており、是非とも入替して継続利用したいという強い思いが込められている証と考えております。ろ過器を販売する身にとって、大変ありがたいお話しでございます。

二世代ろ過器の導入とともに、施主様と弊社との新たな繋がり、信頼関係を崩すことのないよう、今後もお客様に寄り添い的確に対応していきたいと改めて考える次第です。