サウナ&水風呂
こんにちは、営業部の萩原と申します。
今回はサウナ&水風呂をテーマにブログを書いてみました。
日帰り温泉などの温浴施設で、サウナ&水風呂をよくみかけると思います。しかし、水風呂に関しては意外と知らない方が多いと感じています。
近年コロナの影響で個浴がブームになっており、サウナ&水風呂も複数の人と共有するのではなく、単独で使用するタイプが人気となっています。
当社にも水風呂のお問い合わせ、ご注文が増えています。
お問い合わせを頂いた際、「ろ過は必要ないでしょ、水道水を入れればいいのでは・・」とほとんどの方がおっしゃいます。
確かに私も水風呂に詳しくなかったときは同様の感覚でした。しかし実際に水風呂のシステムを考えてみるとそうではないことに気づきました。
私は、水風呂のお問い合わせをいただいた際、ろ過設備と冷却設備が必要だとお伝えします。
①ろ過設備が必要な理由
水風呂は浴槽の大きさが比較的小さいので水量が少ないのが一般的です。そのため、サウナで汗をかいた体で入水すれば、皮脂油が固形化しやすくなり水がすぐ汚れます。
また、利用客が水が汚いと感じたら入ることを拒みクレームになったり、浴水を勝手に交換する人も出てくると思います。
当然、一日に何回か水替えされたら水道代がかなりかかることになります。
②冷却設備が必要な理由
サウナで熱くなった体が水風呂で冷却されれば、水量が少ないためすぐにぬるま湯になってしまいます。
そうなると、利用客が自ら水道の蛇口をひねり、かけ流し状態になりかねません。その結果、年間水道代が百万円以上になってしまった施設もあります。
このようなことから、ろ過設備と冷却設備がいかに重要かご理解して頂けたのではないでしょうか。
また、冷水を扱う為、配管に結露が起こる場合があります。結露に対してもしっかりと対策しております。
水風呂をご検討のお客様。是非ともご相談をお待ちしております。