有名温泉地じゃなくても…

こんにちわ！本サイト、お風呂設計.comの元メイン管理人、間島です。

さて、今年のお盆はいつもより少しまとまってお休みが取れたので、それを利用して北海道に行ってきました。
もちろん新型コロナ対策はした上で、人混みを避けた一人旅です！

訪問先は、沙流郡日高町（さるぐんひだかちょう）～新冠町（にいかっぷちょう）方面。
位置的には新千歳空港から南東に、襟裳岬方面に向かう途中のエリアになります。

関東に住んでいる身としては、これまでなかなか縁のない土地でしたが、ひょんなことから興味を持っていざ行ってみると、過ごしやすい気候で自然豊かで景色もよく、食べ物も美味しいし非常に素晴らしい旅となりました。

宿泊した施設は新冠町にあり、太平洋が見渡せる小高い丘の上にあるホテル。
客室には浴室やシャワーはなく、併設された日帰り温泉施設を利用できるという場所でした。
内湯温泉、温泉寝湯＋ジェットバス、露天温泉、サウナと水風呂のある浴室で、男女日替わりで和風の浴室と洋風の浴室が交互に楽しめるようになっています。

こちらの温泉は無色透明の「ナトリウム-塩化物・塩冷鉱泉」という、ナトリウムや炭酸水素、塩化物んなどが少し多め。
入ってみると、一瞬「あれ？体洗った時の石鹸を流し損ねたか？」と思う程には、肌にぬめりというか滑らかさが残るのですが、温泉からあがるとすっきりとした感覚で終わるという、ちょっと不思議な印象があります。
肌触り自体は非常に柔らかでしっとりとした温泉です。
前述の通りジェットバスにもその温泉が使用されていますが、そのジェットバスもただ泡が出ているという感じではありません。
（さっきからいい例えが浮かびませんが…）うどん等を茹でていて沸騰すると泡立ってくる感じといいますか、ジェットバスの泡自体が非常に細かく、かつ温泉自体の泉質による滑らかさが更に際立った、入浴していると全身が包まれる感覚になるジェット付きの寝湯でした。

全身よく洗ってからジェットバス付の温泉寝湯で身体をほぐし、サウナで身体を芯から温めて汗を流して水風呂へ…。
水風呂の後は露天温泉岩風呂の岩の上でゆっくり。
全身がじんわりしてきたら、ゆっくり露天温泉に浸かる…。
太平洋を望みながら（夜だと星空の方が目立ちますが）温泉を満喫できるという最高のロケーションです！

土地柄、車が無いとなかなか来れないところですし、道民ではない私などはとても日帰り温泉だけを楽しみに来るのは難しい場所ですが、またいつかまとまって休みが取れたらぜひ再訪したいと思える温泉でした。

※写真はその宿泊施設からの夕日です