『お風呂設計.com』では、ホテル・旅館、温浴施設に必ず必要となる「お風呂設備」、「温浴設備」について、新設や増設、そしてリニューアル至る、お風呂・温浴設備の専門プロデュースを行っています。
創業以来35,000件以上の「お風呂設備」、「温浴設備」の企画・設計から施工、そしてアフターメンテナンスまでトータルエンジニアリングでご提供させていただいてきました。お風呂・温浴設備のオーダーメード、カスタマイズも、ホテル・旅館、温浴施設などその業態や業種、そして機能を重視したい!見た目を重視したい!といったお客様のニーズに合わせてイチからプロデュースさせていただきます。
お風呂設計.comが手がけた導入事例のご紹介
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合宿所の浴室改修で保温装置導入!自動温度管理で管理負担を軽減
< 導入前 >
法政大学体育会水泳部の合宿所内にある浴室・トイレ改修工事に伴い、
浴室設備の更新をご相談いただきました。
水泳部員の方が練習後に利用するため、「いつでも温かいお風呂で疲労回復ができる環境」の維持が第一のご要望でした。
特に、合宿所という施設の特性上、毎日常時入浴者がいるわけではないため、連続稼働を前提としたろ過機能は不要である一方、使用時には確実に適温を保てるよう温度管理を完全に自動化し、管理担当者の手間や負担を最小限に抑えたいという明確なニーズがありました。従来の機器に比べ、シンプルかつ確実な保温システムが求められていました。
< 導入後 >
ご要望に基づき、ろ過機能を持たないシンプルな
**浴槽保温装置バスキーパー(電気ヒーター6kW仕様)**を導入いたしました。専用制御盤による完全自動温度管理システムにより、管理担当者様による手動の温度調整作業が不要となり、管理負担を大幅に軽減することに成功しました。
これにより、煩雑な温度チェックや調整作業が不要となりました。
また、安全面とメンテナンス性にも配慮し、ヘアーキャッチャー(集毛器)でポンプへの負担を軽減し、圧力センサー(渇水検知用)で安全性も確保しています。
これにより、部員の皆様に快適で、かつ安全・管理が容易な入浴環境を継続的に提供しています。 -
余り予算で大浴場の設備を更新してお風呂のトラブルを解決した事例
< 導入前 >
工場内の福利厚生棟に3,000L程度の大浴場があります。循環ろ過装置を導入しているのですが、13年経過し、お風呂が温まらなくなる不具合が起こったり、外観からも各部老朽化が目立つようになってきました。
朝晩入浴する人も居るくらい職員からは好評なお風呂で、万一ろ過装置が停止すると入浴できなくなってしまうので、早めに設備更新したいと考えていました。
予算内で抑えられれば今年度中に更新したいと思い、問い合わせました。
< 導入後 >
現地調査で既存の設備を見させていただくと、不具合の原因であるろ過装置の更新が必要であることがわかりました。予算内に抑えたいというご要望だったので予算に合わせた設備更新をご提案しました。
13年前のろ過装置の機種とは構造が異なるものを導入することになりましたが、配管等を調整することで、ヘアキャッチャーの清掃やろ材の点検や調整もやりやすくすることができました。工事については利用者のいる平日は避けてほしいとのことだったので、工場が休みとなる土日の2日間ですべて完了させました。
お風呂自体は更新前と同じなので入浴される職員の方は特に変化を感じることはありませんが、「設備を更新できたことで不具合を心配せず日々安心して入浴できる」と満足いただいています。
また、お客様から平日は使用したいため要望があり、工事は休日作業とし工程の調整を行いました。
お風呂は更新前と同じため、入浴されている方には設備が変わったことは分からないと思います。新しい装置で故障のリスクも少なくなり、安心して日々変わらず入浴できることに満足いただいています。
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浴場の衛生管理を自動化してレジオネラ対策した事例
< 導入前 >
浴場設備の老朽化から更新を検討していました。
更新を考えていた時期に、ニュースで公衆浴場でのレジオネラ症事故を見る機会があったのですが、
ニュースでは亡くなられた方もいたという報道もあって不安になり、せっかく浴場設備を更新するのだから安心して使える設備にしたいと考えました。
普段も浴場の清掃には気を配っており、特段汚れはなく十分清潔を保てていたと思います。
シャワーヘッドも塩素にて消毒を行っていました。
浴水については、塩素錠剤を入浴開始前に投入し残留塩素濃度を管理していましたが、入浴人数は日によって異なるので、濃度は不安定だったかもしれません。
安心して使える設備にするためにはどうすればいいのか、現状を見て提案してもらいたいと思い、
お風呂設計.comに問い合わせました。
< 導入後 >
まず既存設備を見て、菌の温床となっている部分がないかを調査しました。
ろ過装置で浴水を循環させるにあたって、流れが淀んでいる箇所があると塩素殺菌が行き届かず、菌の発生の可能性があります。
金物選定と取り付け位置を確認し、しっかり浴水全体が淀みなく循環するようになりました。
また、水位を電極で検知し、自動で湯はりを行うレジオネラ属菌の発生を防止するには、日々の残留塩素濃度管理が重要です。
今までは錠剤を人の手で投入していましたが、ろ過装置に塩素の自動注入装置を合わせて設置し、
さらに塩素濃度センサーを導入して、残留塩素濃度を常に一定に制御する仕組みになりました。
塩素注入を自動化したことで、従業員さまの毎日の手間がなくなりとても喜んでいただけました。
~衛生管理の手引きをご用意致しました~
~具体的な資料請求などのお問い合わせ~
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既存のジャグジーバスの大浴場を使いやすく改修しました!
< 導入前 >
箱根にある自社の保養所には大浴場があり、温泉の浴槽と、温泉は使用していない代わりにジャグジーバスになっている浴槽の2種類を用意していたのですが、ジャグジーバスの設備が故障してしまい、使用できなくなってしまいました。
原因もわからなかったので専門的なところにお願いしたいというのと、ジャグジーバスを使用するときに機械室まで行ってスイッチをオンオフしなければならないという使いづらさも何とかしたかったので、お風呂設計.comに相談しました。
< 導入後 >
こちらの施設で使用しているジャグジーバスは、肩や腰に勢いのある水流を当てマッサージ効果などもある「ジェットバス」と、お風呂の底面から気泡を発生させ全身へのマッサージ効果・温浴効果が期待できる「バイブラバス」を組み合わせた、いわゆるスーパー銭湯などにある本格的なアトラクション風呂でした。
ジャグジーバスの設備は本来使用しないはずの温泉が入ったことで故障していたので、気泡を出すバイブラマットから気泡を発生させるためのブロアーポンプ、ジェットバス用の水流を強める専用のノズル、水流の強さを左右するジェットポンプなど、お客様の求める性能を発揮できるよう、トータルで設備機器を選定しました。
また、これまではジャグジーバスを使用する際は“機械室まで行ってスイッチをON、止めたいときもスイッチの所まで行ってOFF”という完全手動での運用でしたが、更新する循環ろ過装置に専用の制御機能をつけ、タイマーで全自動運転できるようになりました。個別に運転制御もできるように改善し、ろ過装置が停止した場合は設備の運転を停止させる制御もつけたので、全自動運転でも安全に運用できると喜んでいただけました。
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大邸宅のリフォーム工事で浴槽もご提案
< 導入前 >
自宅のリフォームに際して、浴室も改修して大きな浴槽に変えたかったのですがいい浴槽が見当たらず、まずどう選定すればいいのか、どこに問い合わせればいいのか分かりませんでした。
加えて、住んでいる神奈川県横浜市は水道代が高く、大きい浴槽にはしたいですがランニングコストもなるべく下げたいのという事もあり、リフォーム業者に問い合わせてもその相談には乗ってもらえませんでした
そうした諸々の問題点を解決できる業者を探していました。
< 導入後 >
数多く様々なお客様を担当させて頂いた中で築いてきた浴槽メーカーとの繋がりも大きな強みとなります。お客様にご承諾頂いた上で計画の情報をメーカーと共有、事前に調整・打ち合わせを実施。施工会社に浴槽メーカーと製品品番をお知らせする形で、施主様の要望に合う最適な大きさの浴槽を予算より安く導入できました。
ランニングコストに関して、はじめは「ガスの給湯器を利用して浴槽を保温する」という案も提案の一つとしてはあったようでした。ですが、ガス工事など導入に掛かる初期費用が多額になってしまう事、また配管も複雑になり工期・工事費用にも影響が出るため、今回は電気ヒーター式ろ過装置ろ過装置を提案する事にしました。浴槽が大きくなればなるほど、濾過装置の効果が出てくるもの。特に水を捨てないでいつでも清潔なお風呂に入れる濾過装置により、上下水道代というランニングコストに最もインパクトを与える費用を削減する事が出来ました。
濾過設備の提案は自社にて、浴槽自体に関しても外部との協力を得る事で設置場所もコンパクトにまとまり、ランニングコストに関してのお悩みも含め、一度にお応えする事が出来てお客様にもご満足頂けました。
循環濾過装置だけでなく浴槽・浴室に関しも多くの実績がありますので、何でもご相談いただければ幸いです。