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お風呂の効能・機能・内容で選ぶ【炭酸泉】
炭酸泉とは?炭酸泉の特徴や効能をご紹介します!
温泉法では、1リットルのお湯に0.25g(250ppm) 以上の炭酸ガスが溶け込んでいる温泉を炭酸泉と定義しています。俗に高濃度炭酸泉と言われる炭酸泉は、1リットルのお湯に1g(1,000ppm) 以上の炭酸ガスが溶け込んだ温泉です。ヨーロッパ(特にドイツ) には、天然の高濃度炭酸泉が数多く存在し、心臓の湯と呼ばれ、昔から健康維持や健康促進に利用されてきました。
ただし、ほとんどが30度程度の冷泉です。日本にも、大分県の長湯温泉に代表される高濃度炭酸泉が有りますが、全国に数箇所しかありません。高濃度の炭酸泉に浸かると、お湯に溶けた炭酸ガスが皮膚を通り抜けて毛細血管内に入り込み、炭酸泉に浸かっている部分の血行が促進されると言われています。特に、次のような方にお奨めです。
血行不良 高血圧 肩こり 腰痛
筋肉痛 冷え症 肌荒れ 乾燥肌 糖尿病
天然の温泉に勝るのは、人工炭酸泉だけ!
天然の炭酸泉は冷泉でない限り、地下から湧出する際に色々なミネラル成分が溶け込んで中性に近くなります。したがって、炭酸水素イオンの比率が高くなります。すなわち炭酸ガスの割合が少なくなります。炭酸水素イオンは、皮膚を通過して吸収されることがなく、血行を促進するのは炭酸ガスだけです。したがって、炭酸ガス泉(炭酸ガスの比率の高い炭酸泉) の方が、血行促進効果が高いとされています。人工の炭酸泉は、お湯に炭酸ガスを直接溶かすので、完全な炭酸ガス泉になります。
つまり、人工炭酸泉は天然の炭酸泉に勝ると言えるのです。