『お風呂設計.com』では、ホテル・旅館、温浴施設やフィットネスクラブに必ず必要となる「お風呂設備」、「温浴設備」について、新設や増設、そしてリニューアル至る、お風呂・温浴設備の専門プロデュースを行っています。
創業以来35,000件以上の「お風呂設備」、「温浴設備」の企画・設計から施工、そしてアフターメンテナンスまでトータルエンジニアリングでご提供させていただいてきました。お風呂・温浴設備のオーダーメード、カスタマイズも、ホテル・旅館、温浴施設やフィットネスクラブなどその業態や業種、そして機能を重視したい!見た目を重視したい!といったお客様のニーズに合わせてイチからプロデュースさせていただきます。
お風呂設計.comが手がけた導入事例のご紹介
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温泉熱を利用したボイラー補給水加温システムで大幅なお風呂の省エネを実現!
< 導入前 >
静岡県熱海市のO温泉では、源泉温度が80℃以上で供給されており、温度調整は加水をして浴槽へ供給しておりました。熱海市の温泉は源泉量が豊富なため、本来は加水する必要がありません。しかし、源泉が高温すぎるため加水を行う必要があり、源泉100%での提供ができていませんでした。
そのため、高すぎる源泉温度を利用して給湯コストを下げられないかと思っておりました。過去に、温泉熱を利用するために、架橋ポリパイプを源泉タンクに投げ込みボイラー補給水予熱で省エネを図ったこともありました。しかし、水漏れなどが発生し、メンテナンスが大変なため使用を中止することを余儀なくされてしまいました。
調べてみると、同様の悩みを抱えている温泉も多いようですが、今回のケースのように温泉熱利用で投げ込み式(架橋ポリパイプやSUSフレキ管)を利用しても、メンテナンスが大変なため使用中止している現場は多く、どのようにすればよいか分からず頭を抱えていました。そんな時、本サイトを見て「ここに相談したら、解決方法を知っているかも?」と思いお問合せしました。
< 導入後 >
相談したところ、シェル&チューブ式熱交換器で源泉とボイラー補給水を熱交換させるシステムをご提案いただきました。この熱交換器を導入する事で、浴槽へ掛け流しにする源泉温度を適温化をしながら、ボイラー補給水予熱をすることでボイラーの重油使用量を低減させることができるようです。
もちろん、ボイラー補給水は時間帯により変動するため、シェル&チューブ熱交換器を直列に配置してバッファのタンクを設けて比例制御電動三方弁をPID制御、循環ポンプの運転制御をすることで源泉温度を安定的に適温補給して最大限にボイラー補給水予熱ができるシステムをご提案いただきました。実際に導入してみたところ、省エネ効果は絶大でした。導入し、ちょうど1年が経つので計算してみたところ、年間約3,300千円の重油使用量を削減することができました。ここまでお風呂の省エネが出来ると思っていなかったので正直びっくりしました。
今後、お風呂の増設も検討しており、その際もご相談させて頂こうと思っています。
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温泉を満喫できる浴室設備をまとめてご提案いたします!!
< 導入前 >
元々は当該施設にお風呂をお持ちではありませんでした。
建物の全面改修に伴い、お客様の満足度UPの為、お風呂を新設したいというご要望がありました。
しかし、お施主様はじめ、工事関係の皆様もお風呂へろ過装置を設置した経験が無く、どのような設備が必要か全くわからないとのことでした。そこで、お風呂まわりの設備全般の設計のお手伝いもさせていただきました。
イニシャルコストやランニングコスト、運用方法やお風呂の省エネ手法まで含めてご提案をさせていただきました。< 導入後 >
大きな浴槽が出来たことでお客様の満足度がUPしました。
某有名温泉の源泉をタンクローリーで運んできて使用している為、
利用者さまからは『本格的な温泉に来たようで大変満足』と大変好評です。泉質によってお風呂の最適な材質が異なりますが、今回そこまでご提案を差し上げました。
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バイブラバスを活用して簡単に気泡浴を実現!
< 導入前 >
福祉施設のD様では、施設入居者の増加や入居者の満足度アップのために、居心地の良い福祉施設を作ろうとされていました。「どこを変えれば、居心地が良くなるか?」を考えた時に出てきたのが福祉施設内のお風呂でした。元々、施設についていたお風呂は、浴槽に湯を溜めるだけの簡易的なもので、ここを更によくできないか?と思い「お風呂設計.com」へご相談しました。
< 導入後 >
居心地の良いお風呂にするために、浴槽にバイブラバスを導入することをご提案させていただきました。バイブラバスはマットから気泡を出すもので、ジェットバスを導入するよりも手軽に導入ができ、かつ普通のお風呂と比べて気泡による居心地の良さを感じることができます。導入してみた所、実際に入居者の満足度も高めることができました。「施設がより入居者にとって過ごしやすい場になった」ととても喜んでいただけました。
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ジェットバスを導入してお客様の満足度が大幅にアップ!
< 導入前 >
栃木県の温浴施設のM様では、お客様の満足度アップのため、
ジェットバスの導入を決めました。
M様では寝湯にジェットバスを導入したいとのことでしたので、
早速現場調査を行いました。
ジェットバスというと、認知度は高いですが、それぞれの浴槽に合った製品を選ばなければならないことを多くの人は知りません。
そこで、寝湯に合った最適なものを提案し、導入したところ、
M様のお客様から
「とても気持ちがよく、ついつい寝てしまいそうになった。常に新しいことを取り入れてくれており、毎日寄りたくなります。」
とのお声をいただいたそうです。
< 導入後 >
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ろ過装置を導入してお風呂の給湯コストを大幅に削減!
< 導入前 >
埼玉県にある老人ホームのA様では、入居された方を一人ずつお風呂に案内して入浴をさせています。かなり年配の方がご入浴されるので、衛生面への配慮は通常の温浴設備よりもずっと厳しいものになります。レジオネラ菌繁殖などのリスクを考慮し、一人一人に対して都度お風呂のお湯を張り替えていました。
そのため、衛生面では問題は全く起きないものの、毎月の給湯費や水道費が非常に高く、経営が苦しい状態が続いていました。< 導入後 >
そこで、老人ホームA様にろ過装置の導入をご提案させていただきました。
一人入浴するたびに、ろか装置を稼働させることで、
お湯を張り替えなくても、衛生的なお風呂を保つことが出来ます。
導入する前段階で、本当に衛生面に影響が出るかどうかを老人ホームのご担当者の方は懸念されていました。
「万が一、入居されている方に何か起きてしまうのはまずい。本当に影響が出ないか数値で示してほしい。」
との要望もあったため、水質検査を実施しました。問題ないことも示せたので、ろ過装置の導入に至りました。ろ過装置を導入することで、水道代を大幅に削減することに成功しました。衛生的なお風呂を保ちつつ、給湯費や水道費の削減にもつながり、毎月の出費を大幅に減らすことができました!「影響が出ないかどうかを数値で示してくれたので、安心して使用しています。」とお礼の言葉もいただいております。