『お風呂設計.com』では、ホテル・旅館、温浴施設やフィットネスクラブに必ず必要となる「お風呂設備」、「温浴設備」について、新設や増設、そしてリニューアル至る、お風呂・温浴設備の専門プロデュースを行っています。
創業以来35,000件以上の「お風呂設備」、「温浴設備」の企画・設計から施工、そしてアフターメンテナンスまでトータルエンジニアリングでご提供させていただいてきました。お風呂・温浴設備のオーダーメード、カスタマイズも、ホテル・旅館、温浴施設やフィットネスクラブなどその業態や業種、そして機能を重視したい!見た目を重視したい!といったお客様のニーズに合わせてイチからプロデュースさせていただきます。
お風呂設計.comが手がけた導入事例のご紹介
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搬入が難しい場所へのろ過装置設置に対応した事例
< 導入前 >
U幼稚園のプール向けろ過装置の老朽化が進んでおり、入れ替えのご相談をいただきました。まずは現場調査にお伺いしました。プールの大きさは8m×4mの深さが0.7mでおよそ6t弱の大きさでした。ろ過装置を設置する場所がプールの奥にある機械室を予定していました。しかし、この機械室はドアが狭くドアからろ過装置を入れることが出来ません。また、プール室入口も1m程立ち上がっており約300kgのろ過装置を持ち上げることが出来ず納入することが出来ませんでした。
< 導入後 >
お風呂設計.comではこのような場合、ろ過装置の製造メーカーだから出来る手法をご提案させていただきました。実際に現地でろ過装置をバラバラに分解して希望設置場所で組み立てなおす。その方法ならろ過機の入替が出来ますと提案した結果導入に至りました。
ろ過装置設置後、お施主様に取扱説明をした際、お風呂設計.comのろ過装置は操作がタッチパネルで解りやすく塩素管理も自動制御で出来るので衛生面も安心して使用できます等お褒めのお言葉を頂きました。
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避難経路を確保しつつろ過装置を設置しました
< 導入前 >
埼玉県の某老健施設のA社様ですが、ろ過装置を更新したいとのお話をいただきました。
元々、ろ過装置はベランダに設置する計画となっていました。しかし、ベランダは避難経路に指定されているため消防法で必要な通路幅(今回のケースでは車いすが通れる630mm以上)を確保する必要がありました。
また、ろ過装置と既存浴槽をつなげる配管の取り回しが設置スペース上難しく、どのように取り回すか頭を悩ませるものでした。< 導入後 >
お風呂設計.comで扱っているろ過装置では他社同等品と比較しコンパクト設計になっているため、設置スペースが少なく済み、消防法で必要な通路幅(今回のケースでは車いすが通れる630mm以上)を確保することができました。
また、配管の取り回しは“吸着ノズル”を使うことで解決できました。“吸着ノズル”とは浴槽に貼り付けて使える吐出・吸込が一体となっている金物です。浴槽に穴を開けられない場合の強い味方です。
“吸着ノズル”をご提案させていただいたときには「これで決まりだ!!」と言っていただき、配管取り回しの悩みも解決できました。 -
弱酸性電解美肌泉(弱酸性電解水)装置導入による差別化事例
< 導入前 >
旅館を経営されているR社様では、利用者へのより良い入浴サービスを届けるために、2tの檜(ひのき)浴槽を設置していました。更なるお客様満足度の向上を図るために、浴槽だけではなく浴槽水にも何か特徴を持たせて、他の施設と差別化したいと考えていました。
また、お客様からの満足度向上と並行して、運用する旅館としても使い勝手のいい温泉にしたいという思いがありました。今までは、保温するためにお湯をかけ流して運用していたため、水道代及びガス代がかかっていました。また、大きな浴槽のため毎日の清掃作業もかなりの負担でした。< 導入後 >
お客様から見て、「他の温泉では入ることのできない温泉がこの旅館では味わえる!」と思わせるため、弱酸性美肌泉(弱酸性電解水)装置を導入しました。これにより浴槽水が通常のものとは違う、美肌の湯に入浴がすることが出来るとPRすることができるようになりました。
また、弱酸性電解水なので、今までよりも浴槽水が常にきれいに保たれており、他の施設よりも肌トラブルが少ないという声を職員の方からいただいております。
浴槽水を常に衛生的に保ち、保温もすることができる弱酸性美肌泉を導入することにより、差別化もでき管理工数も大幅に軽減することが出来たので、非常に満足されていました。 -
井水熱利用でお風呂の給湯コストを大幅削減!!
< 導入前 >
ヒートポンプ給湯機は従来のボイラーと比べると非常に効率が良く、大幅なランニングコストの削減が可能ですが、一方で、イニシャルコストが非常に高いというデメリットもあります。そのため、導入前にお客様にとって導入メリットがあるのかどうかをしっかりと比較することが大切です。スポーツクラブのY社様も本当にメリットが出るのか半信半疑でしたが、導入後のランニングコスト比較等を行い、メリットを丁寧にご提案させていただきました。
ヒートポンプには空気熱源方式・水熱源方式の2つのタイプがあります。空気熱源方式のヒートポンプ給湯機の場合、冬場に外気温度が下がると効率も低下してしまいます。しかし水熱源方式の給湯ヒートポンプであれば熱源が水なので、空気熱源方式と比較して年間を通して高効率運転が可能です。お風呂設計.comでは水熱源方式をラインナップしているので、年間を通じて安定的に高効率運転が可能な水熱源方式の給湯ヒートポンプを導入頂きました。
< 導入後 >
施設がオープンし、光熱費の支払いがあった時点ですぐにメリットを実感していただきました。
また、燃料価格の高騰が世間を騒がせたときにも慌てることなく運用できた点は経営者の観点から非常にありがたかったと大変感謝されました。導入前は半信半疑だったお客様が今では導入検討中のお客様の現場見学にも協力してくださるようになっていただけました。 -
会員制宿泊施設のお風呂新設の提案事例
< 導入前 >
テナント改修で宿泊施設へのリノベーションを検討しているT社様よりお風呂の設計二関するご相談をいただきました。宿泊施設のT社様は「3tくらいのお風呂を作りたいのですが…」というご要望だけで、どのような設備が必要か・どの程度のスペース感が必要か・どの程度のイニシャルコストが掛かるのか検討もつかない状態でした。
打合わせを進めていく中で、テナント改修という条件も相まって意匠面へのこだわりから、設備設置スペースや配管経路設計も変更せざるを得なくなりました。単純にお風呂に関する機器の選定だけで済めば簡単なのですが、今回は詳細な設備設計ノウハウが求められました。< 導入後 >
機器選定だけでなく、浴槽の材質・形状に合わせた金物選定や設置位置もご提案し、浴槽に澱みのない水流を実現させました。水位制御は圧力式水位センサーの採用で、水位電極の設置場所に悩む事もなく衛生管理にも配慮しています。都内施設での大浴場設置は衛生管理も厳しいので、自動で塩素濃度を調整してくれる薬注装置も導入。また、その調整している塩素濃度数値も、遠方の管理事務室でリアルタイムで確認することができる遠隔監視システムの導入も行いました。給湯器などの熱源設備も設置出来ない状況の為、放熱計算から保温用電気ヒーター仕様のろ過装置をご提案することで、保温とろ過を同時に行うことができます。
都内一等地での会員制宿泊施設という事で、意匠・機能面に特化した内装・施設作りに重点を置きつつも、浴槽ろ過という必要設備も機能面を損なうことなく限られたスペースで納める事ができました。